もち子のサイバーセキュリティ留学&転職体験記

2015年から1年間、ロサンゼルスの大学院へサイバーセキュリティ留学し、公務員から外資系に転職した際の体験を書いています。

留学先でファミリーヒストリーを解く旅をした話①~100年前の米国留学生

もち子です。

金なしコネなしの公務員だったけど、2012年のとあるきっかけで、サイバーセキュリティ留学を目指し、実際留学しました。

留学を終えた後で転職し、今は都内外資系で働いています!✨

 

今回は、もち子が2015年に留学した際、

現地でもち子のファミリーヒストリーの謎解き旅をしたお話をします。

 

もち子単独による調査、実体験のお話です!

 

 

目次

1910年代に曾祖父米国大学生→2015年にもち子留学

留学決定時から気になっていましたが、、、、

 

「もち子には、100年前にアメリカ留学した曾祖父がいた(亡くなってる)」という話を、家族から聞いているものの、

 

いつ行った?どんなキャンパスライフだった?そもそもなんで留学した?とか、

 

家族の誰も知らず、半分以上伝説になっていました。

 

そこで、もち子は単独で謎解きをすることにしました。

 

ちょうど100年ズレての留学、運命的なものを感じ、

自分が謎解きしなきゃいけない、と考えました。

 

なお、曾祖父について少し説明すると、、、、

  • 貧しい農家出身
  • 家出し、アメリカに移民として渡った
  • 現地でアルバイトしながら、小学校からやり直して、デンバーの大学を卒業した
  • 大卒後、日本に戻ってビジネスを始めた
  • アメリカでの出来事を、誰にも詳しく話さないまま亡くなった

 

デンバー大学の協力

もち子の手掛かりは、曾祖父が残した僅かな写真だけでした。

その中に、「デンバー大学」卒業時の卒業写真がありました。ここで、少なくとも「コロラド州デンバー大学の卒業生である」ことは分かりました。また、祖母の話から、「化学専攻」ということが分かりました。

 

デンバー大学の学事課に問い合わせれば、何か分かるかも知れない」と思いました。

 

しかし、いくら何でも、氏名と専攻だけでを伝えて調べてもらうのは無理があると思いました。常識的に考えて、少なくとも、年代をある程度特定する必要があります。

 

写真を隈なく眺めたところ、手書きで「1920年」と書き込みがあり、デンバーから離れた後の時代に撮られた写真を発見しました。

 

そこで、少なくとも1920年には卒業&デンバーから離れている、ということが分かりました。

 

早速もち子は、デンバー大学の学事課に、

曾祖父の卒業写真、専攻、年代は1900年~1920年という情報を伝え、何か分からないですか?というメールを書きました。

 

すると、なんと2日後に、曾祖父の学生記録表(紙)のコピー(PDFファイル)を送ってくれました。曾祖父は間違いなくデンバー大学に1913年~1917年に在籍し卒業したということが分かりました。

 

デンバー大学を実際に訪問

もち子はデンバー大学の学事課の人と連絡を取り、

留学中の春休み(2016年3月)を利用して、デンバー大学を訪問し、学生記録表の本物を見せてもらうことにしました

 

と言うのも、、、

 

当たり前ではありますが、学生記録表(紙)は大学で保管しなければならず、

いくら家族と言えど、貰うことは出来ないからです。(本当に当たり前)

 

肉眼で是非見てみたい。。。もち子は家族代表で行くことになりました。

 

もち子が留学したロサンゼルスからは、国内便(格安航空)で2時間20分くらい掛かりました。ちなみに、日本からは直行便(ユナイテッド航空)で10時間30分です。

 

デンバー大学は大変美しい大学です。

自然に囲まれて、昔ながらのデザインの建物が並び、人々も穏やかで、なんだかほっとする空間でした。

 

まずは、曾祖父の学生記録表の本物を見せてもらい、心ゆくまで写真を撮らせてもらいました。ほとんど黄ばんでおらず、白い紙だったので驚きました。

 

また、学事課の人の好意で、キャンパス内を案内してもらい、

その中に、曾祖父が在籍していた100年前から今でも残る古い教会を案内してもらいました。

確かに、他の建物と違って小さく、年期が感じられる建物です。

ちょうど100年前に、曾祖父がここを訪れていたのだと思うと、不思議な感覚でした。

 

ちなみに、この時(2016年3月)は、

冷たい風が強く吹き付ける、大変寒い季節で、震えながら学内散策しました!!

 

日本人留学生を受け入れたデンバー大学

曾祖父は、たった1人の留学生ではありませんでした!

曾祖父とともに、多くの日本人留学生がいました

 

これは、インターネット上で閲覧可能なデンバー大学の卒業アルバムを調べてみると明らかです!1910年代(第一次大戦)という大変困難な時代に、デンバー大学が日本人留学生を多く受け入れていたのは事実です。

 

しかし、それがどういう経緯だったのか、、、、これは調査しても分かりませんでした。これに関しては、謎は謎のままです。

(※デンバー大学発刊の年表なども調査したものの、分かりませんでした)

 

留学先でファミリーヒストリーを探るということ

もしチャンスがある人には、是非チャレンジして欲しいと思います。

アメリカは、各地に日本人の歴史が残っています!!!

 

私も実際に行くまで、デンバーに日本人の足跡があるなんて知りませんでした!!

 

インターネットで検索しても、ほとんど出てきません!!!

 

でも、現実にアメリカの地に残っているんです!

もし、アメリカのどこかにファミリーヒストリーがある人がいるとしたら、

諦めずに探してみてください!家族の足跡をたどることは、とても意味のある学びになると思います!

 

その②へ続く

デンバー大学以外にも、日本人の歴史の痕跡を発見しました。

その模様はこちらです!

mochiko-ryugaku.hatenablog.com

 

読んでいただき、ありがとうございます!

 

もち子

 

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